マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、ユベントス(イタリア1部)に所属するブラジル代表DFグレイソン・ブレーメル(26)の獲得に興味を示しているようだ。
母国のデスポルチーヴォ・ブラジルでプロキャリアをスタートさせたブレーメルはサンパウロ、アトレチコ・ミネイロ、トリノでのプレーを経て、2022年夏にユベントスへ完全移籍。対人守備の強さや188cmの体躯を生かした空中戦の強さを武器に今季はここまでセリエA21試合に出場して2ゴールを記録している。
昨年12月にはユベントスと2028年夏までの新契約にサインしたブレーメルに対して、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によれば、ユナイテッドが強い関心を示しており、ここ数カ月間モニタリングしているという。
しかしながら、ユベントスがブラジル代表DFの売却に応じるかは不透明のようだ。昨夏にも同選手の獲得に興味を示していたユナイテッドだが、退団が取り沙汰されたイングランド代表DFハリー・マグワイアが残留したことで、新たなセンターバックを引き入れることはなかった。
なお、ユナイテッドは今季限りで契約満了を迎える元フランス代表DFラファエル・バランと昨夏に単年契約で加入した北アイルランド代表DFジョニー・エバンスの去就が不透明。また、マグワイアとスウェーデン代表DFビクトル・リンデロフにも退団の可能性が取り沙汰されており、守備の刷新を目指している。
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