タイ代表MFエカニット・パンヤは、タイ1部ムアントン・ユナイテッドから浦和レッズへ期限付き移籍中。期限付き移籍期間は今年12月までであるが、シーズン終了後に浦和へ完全移籍加入する見込みだと、タイ国内で報じられている。
現在24歳のエカニットはムアントンで活躍すると、今年5月に当時チームメイトだったMFウィーラテップ・ポンパーン、MFジャルンサック・ウォンコーンとともに浦和の練習に参加。このトレーニングでのパフォーマンスが評価され、今年7月に浦和加入が正式決定した。
加入当初はベンチ外が続いていたエカニットだが、先月4日のACLグループステージ第2節ハノイFC戦でデビューし、いきなり移籍後初ゴールをマーク。今月8日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)浦項スティーラーズ戦では移籍後初スタメンながらも、FWホセ・カンテの先制ゴールをアシスト。12日の明治安田生命J1リーグ第32節ヴィッセル神戸戦でも先発出場するなど、ここにきて頭角を現している。
エカニットの去就について、タイメディア『Bebangpakong』は今月10日、ムアントン幹部から聞いた情報として「浦和はエカニットのパフォーマンスにとても満足しており、契約更新の可能性が高い」とリポート。期限付き移籍期間の延長のほかに、完全移籍で獲得の可能性もあるとしていた。
するとタイメディア『Buaksib News』は20日になって、浦和は完全獲得の意向を固めたと報道。これによると、同クラブはすでにムアントンとの交渉を進めているほか、エカニットとは新たに2年契約を結ぶという。
なおエカニットは現在、タイ代表の活動に参加。16日に行われたFIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選の中国戦では、MFチャナティップ・ソングラシンの負傷退場をうけて75分からプレーしている。
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