
サッカー日本代表「森保ジャパン」は、今月のFIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選にベストメンバーで臨めない模様。MF守田英正(スポルティングCP)が負傷により今月2日のポルトガル国内カップ戦を欠場したほか、GK中村航輔(ポルティモネンセ)は依然として復帰の見通しが立ってないという。
ドイツ代表を下すなど、今年6月以降国際Aマッチで6連勝と勢いに乗る日本代表。今月に北中米W杯アジア2次予選が開幕するが、16日にパナソニックスタジアム吹田にミャンマー代表を迎え撃つほか、21日のシリア戦は中立地サウジアラビアで開催される。
MF遠藤航(リバプール)とともに、日本代表の中盤を支えている守田は、所属先のスポルティングCPでも主力選手として活躍。しかしスポルティングCPのルベン・アモリム監督は、守田が2日のポルトガル国内カップ戦を前に負傷したことを明かしたほか、5日のリーグ戦も欠場見込み。来週なかばに代表メンバー発表を控えているだけに、万全の状態でW杯予選に臨めるか不透明だ。
またポルティモネンセの正守護神として活躍していた中村は、9月12日に行われた国際親善試合トルコ戦で、前半終了間際に相手選手との接触により右肩を負傷。以降、ポルトガル1部リーグ戦全試合を欠場しており、先月の代表戦には招集されていない。
その中村の状態について、ポルトガル紙『ア・ボーラ』は2日に「コンディション回復が遅れている」とリポート。5日に行われるリーグ戦でも欠場がほぼ確実との見方を示しているだけに、今月も代表活動への参加は難しいとみられる。
先月のカナダ戦、チュニジア戦で招集された選手では、DF板倉滉(ボルシアMG)が足首を手術。復帰時期は今月中旬以降とみられる。またチュニジア戦でFW古橋亨梧(セルティック)のゴールを演出したMF旗手怜央(セルティック)が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)アトレティコ・マドリード戦で負傷。年内の復帰は厳しいと報じられている。
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