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「旗手怜央や小林友希に不満」セルティック監督、カップ戦敗退後にボヤく

旗手怜央 写真:Getty Images

 FW古橋亨梧ら擁するスコットランド1部セルティックは、20日に行われたリーグカップ・ラウンド16でキルマーノック相手に0-1と敗北。今季開幕3戦目にしてスコットランド3冠の可能性が消滅しているが、ブレンダン・ロジャーズ監督がMF旗手怜央やDF小林友希ら複数選手に対する不満を漏らした。

 セルティックは昨季、スコットランド1部リーグ連覇を達成。ロジャーズ新監督のもとで迎えた今季は、古橋の活躍もありリーグ戦開幕から連勝。しかしキルマーノック戦では主導権を握りながらも古橋と前田が不発。59分に失点すると、最後までゴールを奪えなかった。

 セルティックの守備陣では、新戦力のDFマイク・ナヴロツキや小林など怪我人が続出。中盤では、旗手が13日のスコットランド1部リーグ第2節アバディーン戦でふくらはぎを負傷し、最大4週間の戦線離脱を余儀なくされている。

 開幕直後から野戦病院化している現状に、ロジャーズ監督は不満を抱いている模様。22日、セルティック公式チャンネル『セルティックTV』のインタビューで以下のようなコメントを残している。

 「非常にイライラする。ベストな選手を起用したいが、(怪我人が多くて)今の我々にそれが当てはまらないのは明らかだ。しかし、その問題に取り組まなければならない。セルティックにはクオリティの高い選手がたくさんいるし、私は彼らがレベルアップすると確信している」

 セルティックは26日にスコットランド1部リーグ第3節セント・ジョンストン戦を控えている。新体制のもと不安説がささやかれる中、まずは3冠消滅のショックを払拭したいところだ。