神戸・武藤嘉紀が不満。SNSでの指摘に「厳しい」川崎戦のDAZN動画投稿も

　ヴィッセル神戸所属FW武藤嘉紀は、12日に行われた明治安田生命J1リーグ第23節・川崎フロンターレ戦で先発出場。試合後、自身のプレーに対する批判や異論に反応している。

　武藤は前半9分、敵陣右サイドでドリブル突破を図ろうとしたところ、ペナルティエリアへ侵入した瞬間にDF大南拓磨に倒される。しかし主審はノーファウルと判定。同選手は納得できない表情を浮かべていた。

　また後半18分にはペナルティエリアでパスを受けてボールをコントロールしようとした際、DF山村和也との接触で転倒。しかしこの場面でも主審はファウルをとらなかった。

　この2つの場面については、ネット上で判定の妥当性を巡り様々な意見が沸き起こったほか、武藤のプレーに対する否定的なコメントもある。

　すると武藤は12日深夜にX（旧ツイッター）を更新。「これはファールか否かを言及したいわけではありません」と断った上で、ノーファウルと判定された場面におけるDAZＮ中継の動画をアップ。自身の胸の内を以下のように綴っている。

　「武藤くんのはファールをもらいにいってるように見えるからとれない！って。。。それは厳しいよ。一応VARもあるのだし。一生懸命プレーしてる選手に対していう言葉なのかな？ けど転び方が下手なら、僕の責任なのかな」

　この投稿には、武藤に対する労いや励ましのメッセージが数多く寄せられているほか、審判の判定に対する批判も噴出。ただ一方で、DAZNコンテンツをSNS上でアップロードしたことが著作権法に抵触する可能性を指摘するSNSユーザーもいる。

　なおこの一戦では、大南がMFジェアン・パトリッキを倒して一発退場となった前半34分のシーンをはじめ、複数の判定に賛否両論が沸き起こっている。