ブンデスリーガ(ドイツ1部)VfBシュツットガルト所属の日本人選手では、DF伊藤洋輝にオランダ1部アヤックス移籍の可能性が浮上している。そんな中、日本代表MF遠藤航の去就も不透明であるようだ。
遠藤は2021/22シーズンからキャプテンとしてシュツットガルトをけん引。昨季も公式戦ほぼ全試合で先発出場するなど、シュツットガルトのブンデスリーガ残留に大きく貢献。一時MF堂安律擁するSCフライブルクへ移籍の可能性も取りざたされたが、シュツットガルトは来年6月までとなっている遠藤の契約を延長するとみられている。
しかしドイツ誌『ビルト』は今月8日、遠藤の契約延長交渉について「両者は数週間にわたって緩やかな交渉を続けてきたが、今のところクラブからの正式オファーはない。彼はまだ契約延長の打診がないことに驚いている」とリポート。
これによると、シュツットガルトには現有戦力の放出等による財政状況の変化を踏まえて、移籍期間終了後の今年9月以降に交渉を加速させる考えがあるという。
ただ遠藤本人は先月中旬、『ABEMAスポーツタイム』に出演した際に「プレミアリーグでプレーするのが夢。イングランドでプレーしたいという思いは、子供の頃からの夢として持っています」とコメント。
「シュツットガルトにいることは、僕にとって全然ネガティブなことではない。環境を変えるとなれば、家族が環境を変えないといけない」と残留も視野に入れていることを明かしたものの、「オファーがあれば考えていきたい」と移籍に前向きな姿勢を見せている。
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