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「小林友希は退団濃厚」セルティックがDF獲得へ。今季開幕戦でベンチ外

小林友希 写真:Getty Images

 元ヴィッセル神戸所属選手のDF小林友希は、FW古橋亨梧らとともにスコットランド1部セルティックに所属。しかし同クラブの補強により、セルティック退団の可能性が高まっているようだ。

 小林は昨年11月に神戸からセルティックへ完全移籍も、アンジェ・ポステコグルー前監督のもと昨季は公式戦7試合の出場にとどまっていた。そしてブレンダン・ロジャーズ新監督のもとで臨んだ先月下旬の横浜F・マリノス戦では前半から失点に絡み、後半途中に負傷退場。今月5日のスコットランド1部リーグ開幕戦ではベンチ外だった。

 そんな中、スウェーデンメディア『Expressan』の報道によると、セルティックはDFグスタフ・ヨハン・ラガービエルケの獲得にむけて、スウェーデン1部IFエルフスボリに移籍金300万ポンド(約5億5000万円)のオファーを提示したとのこと。23歳の同選手は、2023シーズンのリーグ戦でここまでほぼ全試合スタメン出場。今年1月にはスウェーデン代表デビューを飾っている。

 またセルティックの専門サイト『セルティックスター』は、セルティックのセンターバック事情を特集。「ラガービエルケは、スペイン1部セルタ・デ・ビーゴへの移籍が濃厚であるDFカール・スターフェルトの後釜だ」としつつも、「スティーブン・ウェルシュと小林、それに昨季アバディーンへレンタル移籍していたリアム・スケールズが退団に向かっている」と綴った。

 なお同メディアは先月26日、セルティックがポーランド1部レギア・ワルシャワ所属DFマイク・ナブロツキの獲得を公式発表した直後、小林について以下のように評している。

 「小林は昨季後半戦で出場機会を与えられたものの、好印象を残せなかった。セルティックのユニフォームを着て優位に立てるほどの攻撃性とフィジカル能力が欠けている。今季彼が成長するためには、レンタル移籍が最適かもしれない」