Jリーグ 川崎フロンターレ

川崎マルシーニョ転倒もノーファウル。G大阪・福岡将太の決定機阻止巡り激論

マルシーニョ 写真:Getty Images

 川崎フロンターレは6日に行われた明治安田生命J1リーグ第22節で、ガンバ大阪に3-4と敗北。川崎所属選手に対するG大阪所属FW宇佐美貴史やDF藤春廣輝のタックルが話題を呼ぶ中、川崎所属FWマルシーニョとDF福岡将太のコンタクトプレーにおける主審の判定にも異論も議論の対象となっている。

 問題視されているシーンは、前半21分のシーン。川崎は自陣右サイドから前方へパスを送ると、ボールはG大阪所属MFネタ・ラヴィの頭に直撃。セカンドボールに反応したマルシーニョが敵陣から相手ゴールに向かって走り出すと、マークについていた福岡とコンタクト。福岡の右腕がマルシーニョの左腕に巻き付く中、マルシーニョは転倒。主審はノーファウルと判断し、プレーを止めなかった。

 両選手による一連のコンタクトプレーは、X(旧ツイッター)上で瞬く間に拡散。福岡がマルシーニョの腕をつかんでいるようにも見えることから、ノーファウルという判定に対する疑問の声が噴出。マルシーニョが抜け出していたら決定機の可能性が高かっただけに、「DOGSO(:決定的な得点機会の阻止)に該当するのでは?」「福岡は退場なのでは?」という意見もある。

 ただこのシーンではマルシーニョが倒れる直前、福岡の他にもG大阪所属選手がひとりペナルティエリア手前まで戻っていた。そのため、一部のSNSユーザーはDOGSOではなくSPA(:大きなチャンスとなる攻撃の阻止)該当の可能性を指摘している。

 この一戦では、前半に藤春がDF山根視来に対してスライディングタックル。終盤にも宇佐美がMF脇坂泰斗にタックルしてイエローカードを貰っているが、X上では「いずれもレッドが出てもおかしくない」などの声が上がっている。

 複数のシーンで主審の判定に納得できないサッカーファンが多いだけに、DAZN制作番組『Jリーグジャッジリプレイ』での解説が期待される。