ガンバ大阪は6日に行われた明治安田生命J1リーグ第22節で、川崎フロンターレに4-3と勝利。ただこの一戦では、G大阪所属FW宇佐美貴史が川崎所属MF脇坂泰斗にタックル。主審の判定を巡って、様々な意見が飛び交っている。
問題視されているシーンは、3-3で迎えた後半38分。川崎は自陣でボールを奪うと、DF山根視来が右サイドからドリブルで持ち運んでハーフウェイライン付近にいた脇坂へパス。脇坂は背後からマークしていた相手選手をファーストタッチで剥がす。しかし前を向いた瞬間、背後から宇佐美にスライディングタックルを受けて倒される。
主審が川崎のアドバンテージをとったことにより、プレーは続行。ボールがタッチラインを割った直後、主審はホイッスルを鳴らすと宇佐美に対してイエローカードを提示。DAZN中継で解説を務めていた佐藤寿人氏は「タイミングも場所も、かなり危険な形になりましたからね」とコメントを残している。
この一戦では、前半にも山根に対してDF藤春廣輝がスライディングタックルを見舞い、イエローカードを貰っている。またX(旧ツイッター)上では川崎サポーターを中心に主審の判定に対する不満が相次いでいる。
それだけに、宇佐美のスライディングタックルに対しても「レッドなのでは?」「退場モノ」「足裏タックルでかなり危ない」「全くボールにチャレンジしていない」などの声が上がっている一方、「アドバンテージ見たからイエローになったのかな」と判定に理解を示すファンも見られる。
またG大阪サポーターとみられるSNSユーザーからも「いらないタックル」「不用意すぎる」と、否定的な意見が上がっている。
宇佐美のスライディングタックルをはじめ、複数の判定についてDAZN制作番組『Jリーグジャッジリプレイ』での解説を求める声が上がっている川崎対G大阪。川崎サポーターとしては接戦を落としただけに、より一層フラストレーションの溜まる試合になっただろう。
コメントランキング