日本代表・海外組 海外日本人選手

三笘薫のマンC移籍報道に反応!槙野智章「グアルディオラ監督の発言は…」

三笘薫 写真:Getty Images

 プレミアリーグ(イングランド1部)ブライトン所属の日本代表MF三笘薫には、マンチェスター・シティ移籍の可能性が現地で報じられている。シティ率いるジョゼップ・グアルディオラ監督の三笘に対するコメントも話題を呼ぶ中、日本代表OBである槙野智章氏が同選手の成長ぶりに感銘を受けている。

 シティ一行は先月に来日すると、バイエルン・ミュンヘンや横浜F・マリノスと対戦。グアルディオラ監督は横浜FM戦の前日会見で「三笘のような本当に素晴らしい選手がいる。日本人選手はクオリティが良く、レベルも高い」と語ると、試合後にも「三笘は信じられないくらい良い選手。昨季のプレーは本当に素晴らしかったし、自分にあった適切な監督とクラブのもとでプレーしている」と、再び三笘を称えていた。

 同監督の称賛発言もあり、英紙『マンチェスターイブニング・スタンダード』は、FWリヤド・マフレズの後釜として三笘を推奨。英紙『サン』は今月6日になって「三笘はマフレズの後釜として、すでにシティから認められている。5000万ポンド(約91億円)で獲得に乗り出すだろう」と報じている。

 そんな中、今月6日放送の『ABEMAスポーツタイム』でも三笘に対するグアルディオラ監督の高評価が話題に。現地で三笘のシティ移籍報道が駆け巡っているだけに、槙野氏は「世界屈指の指揮官であるグアルディオラに名前を覚えてもらえるだけでも凄い」と、シティ指揮官のコメントに対して驚きを隠せなかった。

 また三笘について「野球で言えば大谷翔平選手だけど、サッカーのポジティブなニュースを日本に届けてくれる存在」とした上で、同選手の成長ぶりを以下のように分析している。

 「プレーの幅が広がった。いつもはサイドに張って仕掛けていたけど、ボールが来る前に自らのランニングで裏をとってシュートを決めるシーンは、日本ではあまり見られなかった。ゴールのバリエーションも増えた」

 三笘は2021年8月に川崎フロンターレからブライトンへ完全移籍。ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)へレンタル移籍期間をへて、昨年7月にブライトンへ復帰すると、2022/23シーズンはプレミアリーグ初挑戦ながらも33試合出場で7ゴール5アシストと活躍していた。

 また同選手とブライトンの契約期間は2025年6月まで。欧州ビッグクラブやサウジアラビア方面からの関心が報じられているものの、三笘はすでに今季もブライトンでプレーすることを明言している。