Jリーグ 名古屋グランパス

首位追走を図る名古屋グランパス、新潟戦の勝因3選【J1リーグ2023】

名古屋グランパス MF森下龍矢(中央)写真:Getty Images

2023明治安田生命J1リーグ第22節の計9試合が、8月5、6日に行われた。現在3位の名古屋グランパスは5日、5万7,058人の大観衆が詰めかけたホーム国立競技場でアルビレックス新潟と対戦。最終スコア1-0で勝利した。

前節では京都サンガに敗北(1-2)し、首位追走へ連敗を避けたい名古屋。一方の14位新潟は、リーグ戦直近3試合で2勝1敗と好調をキープしていた。同試合の振り返りと名古屋の勝利の要因を解析していく。


国立競技場 写真:Getty Images

名古屋VS新潟:試合ハイライト

名古屋VS新潟の第22節の試合は、立ち上がりから両チーム激しいプレッシングで幕を開ける。

前半14分、名古屋が早速先制点を挙げた。右サイドでMF野上結貴からMF稲垣祥へ。稲垣のボールキープからDF藤井陽也へ、藤井のボールを受けたMF和泉竜司が右サイドを突破しクロスを上げると、先で待っていたMF森下龍矢がダイレクトで合わせてゴール。トップ下で起用された和泉が早速結果で応えた。

前半31分、新潟にもチャンスが。GK小島亨介からボールを繋ぎ中盤へ渡ると、MF秋山裕紀が名古屋ディフェンスと入れ替わる形で前を向きながらボールを運び左サイドのDF田上大地へ。田上がダイレクトでシュートを狙うも名古屋GKランゲラックが防いだ。その後はチャンスが訪れず前半は1‐0。名古屋がリードで折り返す。

アルビレックス新潟 GK小島亨介 写真:Getty Images

後半のファーストチャンスは後半8分に名古屋に。ボールをつなぐ新潟に対し前線から圧力をかけ、MF内田宅哉がスライディングでボールをカット。それをFWキャスパー・ユンカーへ繋ぎゴールを狙うも、新潟GK小島に防がれる。

後半13分、前線からの圧力をかけ続ける名古屋は、プレスをかけたMF米本拓司がペナルティーエリアで倒されPKの判定を得た。キッカーであるユンカーのシュート。またも小島がファインセーブで防ぐ。

後半29分、名古屋の攻撃は続く。新加入のFW中島大嘉がヘディングでそらしたボールに対し、同じく新加入のFW前田直輝が抜け出し合わせてシュートを放つ。しかしボールはゴール枠外へ。

そのままスコアは動かず、結果1‐0で名古屋が勝利した。では名古屋目線から3つの勝因をみていこう。

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名前:KIRA

趣味:サッカー、筋トレ、ワイン
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