オーストリア1部LASKリンツ所属の日本代表FW中村敬斗には、リーグアン(フランス1部)リール移籍の可能性が取りざたされていた。しかし、ここに来てFW伊東純也擁するスタッド・ランスが中村獲得でクラブ間合意に達したと報じられている。
欧州複数メディアの報道によると、中村にはLOSCリール、ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト、プレミアリーグ(イングランド1部)リバプールの3クラブが移籍先候補に浮上。今月4日にはリールと選手サイドによる個人合意が伝えられていた。
一方、フランスメディア『バットフットボールクラブ』は先月9日に「中村はランスを拒否も、リールのプロジェクトに強い興味を示している」と報道。中村と伊東による日本人コンビ結成の可能性は消滅したとみられていた。
しかしフランス紙『ル・パリジャン』は今月7日に「ランスは直近数日間で、中村の獲得レースに復帰した。リンツと合意している唯一のクラブである」とリポート。「中村本人もランス移籍を検討している」と、一転してランス移籍間近に迫っている現状を伝えている。
くわえて同紙は、リールのEU圏外枠に空きがないことを指摘。リールはブラジル人DFアレクサンドロ・リベイロをレンタル移籍による放出する必要があるため、ランスとの争奪戦で後れをとっているという。
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