北海道コンサドーレ札幌は今月15日に行われた明治安田生命J1リーグ第21節で、アルビレックス新潟に0-1で敗北。試合後、札幌DF西大伍が新潟サポーターの「すすきのへ行こう」熱唱に言及している。
札幌は前半から試合の主導権を握ったものの、53分に先制点を献上。61分に新潟が退場者を出して数的優位となったが最後までゴールを奪えず。ボール支配率64%、シュート14本とスタッツで圧倒したが、勝ち点を落としている。
そんな中、札幌厚別公園競技場に詰めかけた新潟サポーターは、札幌サポーターが勝利後に歌うチャントである「すすきのへ行こう」を熱唱。その時のシーンがツイッター上で拡散されると、チャントを使われたこともあり一部から怒りの声が上がっている。
西は試合後のYouTubeライブ配信で視聴者の質問やコメントに答える中、新潟サポーターのチャント熱唱に話題が及ぶと、「『すすきのへ行こう』を歌われたんだね。じゃあ次の試合で勝ったら『アイシテルサッポロ』って歌えばいいんじゃないですか。あの曲めちゃくちゃ良くないですか?」とコメントを残した。
札幌と新潟は、今季リーグ戦での対戦はすべて終了したものの、天皇杯で激突する可能性が残っている。次回対戦時に、新潟の代表的なチャントである「アイシテルニイガタ」を札幌サポーターが歌うのか注目が集まる。
なお西は先日、天皇杯3回戦のFC東京対東京ヴェルディ(東京ダービー)における“煽り表現”に言及。FC東京ゴール裏に「久しぶり!今までどこ行ってたの?てか誰?」 と東京Vを挑発する横断幕が掲出されたことについて「僕は結構センスいいなと思いましたね。リスペクトとはまた違う。それくらいの煽りはいいと思いましたけどね」と許容する姿勢を見せていた。
東京ダービーでの出来事をきっかけに煽り行為の是非を問う声が上がる中、西はサッカー文化のひとつとして認めているようだ。
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