Jリーグ 鹿島アントラーズ

鹿島社長「国立開催きっかけに…」FC東京戦来場呼びかけの意図説明

鹿島アントラーズのホーム 県立カシマサッカースタジアム 写真:Getty Images

 鹿島アントラーズは今月14日、明治安田生命J1リーグ第13節名古屋グランパス戦を国立競技場で開催。県立カシマサッカースタジアム以外でのホームゲーム開催に賛否両論沸き起こっていたが、20日に第14節FC東京戦を控える中、小泉文明代表取締役社長のSNS投稿に注目が集まっている。

 小泉社長は17日夜に自身のツイッターアカウントを更新。「あの〜ちょっと皆さんにお伝えしたいことがありまして、今週末のホームFC東京戦のチケットの売れ行きがイマイチなんです。。。 皆さん国立に5.6万人も来てくれたのはありがたいんですが、6連勝かかってるので、是非カシマスタジアムで応援しませんか?」とFC東京戦への来場を呼びかけると、Jリーグファンから様々な意見が寄せられていた。

 すると同社長は18日朝に「思ったより反響があり、コメント頂きありがとうございます。まず伝えたかったことの一番はカシマスタジアムはサッカーを見る、応援する環境として最高のスタジアムなので、もっと多くの方にスタジアムに足を運んでもらいたいと純粋に思っています」と、投稿の意図を説明。

 「国立での開催も色んなご意見もらいましたが、全てはカシマスタジアムへサッカーを見にきてくれるお客さまを増やすきっかけ作りですので、ホームであるカシマスタジアムをいっぱいにして選手を後押ししたい気持ちがあります」と、名古屋戦を国立で開催した理由も綴っている。

 なお名古屋戦では、鹿島のゴール裏団体が国立開催に反発。キックオフ前に「国立開催ありえない」「なぜ国立」「俺たちのホームはカシマ」「歴史はカシマから」「ホームを大事にしないリーグとクラブに未来はない」「聖地国立<ホームカシマ」と書かれた横断幕を掲出するなど、抗議の姿勢を見せていた。