Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

元札幌ジェイがミシャ批判「守備練習しないで…」浦和戦で青木亮太に苦言も

ジェイ・ボスロイド 写真:Getty Images

 北海道コンサドーレ札幌は今月15日、埼玉スタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ第8節の浦和レッズ戦で1-4と敗北。試合後、札幌OBのジェイ・ボスロイド氏がミハイロ・ペトロヴィッチ監督の戦術や練習方法を批判したほか、MF青木亮太にも厳しいメッセージを送っている。

 札幌は前半34分にDF中村桐耶が一発退場。0-0で後半に折り返したものの、後半23分にDFアレクサンダー・ショルツのゴールで先制点を許す。そして後半38分にはFW興梠慎三のシュートを青木がスライディングでブロックしたものの、シュートが支え手に直撃。VAR(ビデオアシスタントレフェリー)判定により浦和にPKが与えられると、興梠にPKを決められる。

 その後、札幌は後半43分にFW菅大輝のゴールで1点を返したが、後半アディショナルタイムに2失点。今季3度目となる3失点以上での黒星であるだけに、守備面での課題点を再び露呈した格好だ。

 それだけにジェイ氏は試合後、自身のツイッターアカウントで「僕たち(札幌)の許したゴールはすべて酷く、すべて防げる失点だった。守備戦術や1対1の守備練習をしないのに、何を期待しているのか、それがミシャ流なんだ!」と、守備面での改善が見られないことを理由にペトロヴィッチ監督を批判。

 つづけて「1失点目は青木のディフェンスが悪かった」と、1失点目でショルツのマークに付ききれなかった青木にも厳しい言葉を投げかけている。

 さらにジェイ氏は「チームは精神的に弱く、あまりにも経験不足だ。個人的な意見だが、(中村桐耶の)レッドカードで1人少なくなった後は『4-4-1』にしてコンパクトに保ち、金子拓郎のスピードで(浦和の守備を)崩すつもりだった」と、自身のゲームプランを披露。

 「経営陣にはもっと説明責任があるはずだ、いつも同じ!もし何も変わらなかったら、J2に降格するのではと私は恐れている」と、古巣の戦い方に警鐘を鳴らした。