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鎌田大地、セリエAで新たな移籍先候補が!フランクフルトは契約延長断念

鎌田大地 写真:Getty Images

 日本代表MF鎌田大地は、今季限りでのブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト退団が確実と報じられている。以前からボルシア・ドルトムントやプレミアリーグ(イングランド1部)複数クラブからの関心が伝えられる中、ここにきて新たな移籍先候補が浮上している。

 ドイツメディア『シュポルト1』は先月31日、フランクフルトが鎌田に対する契約延長オファーを撤回したと報道。年俸300万ユーロ(約4億円)規模での新契約締結を断念したことにより、今季終了後のフリー移籍が確実とみられている。

 イタリアメディア『カルチョナウ』は『シュポルト1』の報道内容を引用するとともに、「UEFAチャンピオンズリーグでは、ナポリ相手にインパクトを与えることができなかった。しかいこの日本代表選手は、セリエAでこそ真価を発揮するだろう」と、セリエA(イタリア1部)移籍の可能性をリポート。

 「ミランはチャールズ・デ・ケテラエルのパフォーマンスに納得しておらず、彼に代わる存在として鎌田をリストに含めている」と伝えている。

 ただ『カルチョナウ』の報道によると、鎌田にはミランのみならずナポリも関心を寄せているとのこと。ナポリはFWマッテオ・ポリターノ、またはFWイルビング・ロサノの後釜として鎌田を獲得する可能性があるという。

 鎌田の移籍先候補については、先月にドルトムント移籍で合意と報じられていた。しかしドイツ紙『ビルト』は今月はじめに「彼はドイツ国外への移籍を望んでいる」と報道。マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーからの関心が報じられているが、一部メディアは依然としてドルトムントを移籍先の最有力候補に挙げている。