Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

札幌退団シャビエルが母国復帰で合意!福岡移籍の噂立ち消え…

ガブリエル・シャビエル 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ北海道コンサドーレ札幌を昨季限りで退団したブラジル人MFガブリエル・シャビエルは、ブラジル国内クラブ加入で合意に達した模様。アビスパ福岡移籍が噂されていたものの、母国でプロキャリアを続けることがほぼ確実となった。

 シャビエルは今年1月、札幌を契約満了により退団。2カ月以上にわたり無所属状態である中、シャビエルの父親が今月11日時点でアビスパ福岡のインスタグラムアカウントをフォロー。他のJリーグクラブでは在籍歴のある名古屋と札幌しかフォローしていないこともあり、SNS上で福岡移籍を予想する声が沸き起こっていた。

 ただ一方でブラジルメディア『Diario do Iguacu』のロドリゴ記者は、「ブラジル2部シャペコエンセがシャビエルの獲得を目指している」とリポート。ブラジル国内の移籍期間が来月4日までである中、母国復帰の可能性に注目が集まっていた。

 するとブラジルのラジオ局『Radio Massa』は30日になって、「シャペコエンセとシャビエルが契約締結で合意に達した」と報道。移籍期間終了間近にして、同選手の新天地が決まったものとみられる。

 シャペコエンセは2021シーズンにブラジル1部リーグで最下位に終わり、2部へ降格。昨季は2部残留争いに巻き込まれたが、3部降格圏の17位セントロ・スポルチーヴォ・アラゴアーノから3ポイント差の14位で終えていた。

 なおシャビエルは2017シーズンから5年間にわたり名古屋グランパスに在籍した後、2022シーズンに札幌でプレー。昨年9月以降に本来のパフォーマンスを取り戻してシーズンを終えていた。また本人はブラジルメディアのインタビューにて、妻の妊娠を理由に札幌を退団したことを明かしている。