福岡移籍の噂も…札幌退団シャビエルが母国復帰秒読み

　明治安田生命J1リーグ北海道コンサドーレ札幌を昨季限りで退団したブラジル人MFガブリエル・シャビエルは、アビスパ福岡移籍が噂されていた。しかしここにきてブラジル国内クラブ加入の可能性が浮上している。

　同選手は2017シーズンから5年間にわたり名古屋グランパスに在籍した後、2022シーズンに札幌でプレー。昨年9月以降に本来のパフォーマンスを取り戻してシーズンを終えていたが、今年1月はじめに契約満了による退団が正式決定している。

　そんなシャビエルは札幌退団から2カ月以上にわたり無所属状態となっているが、シャビエルの父親が今月11日時点でアビスパ福岡のインスタグラムアカウントをフォロー。他のJリーグクラブでは在籍歴のある名古屋と札幌しかフォローしていないこともあり、SNS上で福岡移籍を予想する声が沸き起こっていた。

　しかしブラジルメディア『Diario do Iguacu』のロドリゴ記者によると、ブラジル2部シャペコエンセがシャビエルの獲得に迫っている模様。ブラジル国内の移籍期間が来月4日までである中、今月29日にも同選手の獲得を決める可能性があるという。

　シャペコエンセは2021シーズンにブラジル1部リーグで最下位に終わり、2部へ降格。昨季は2部残留争いに巻き込まれたが、3部降格圏の17位セントロ・スポルチーヴォ・アラゴアーノから3ポイント差の14位で終了している。