Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

札幌スパチョーク「WBはそこまで…」出番限定でも強気姿勢【現地取材】

北海道コンサドーレ札幌 MFスパチョーク・サラチャート 写真:SVC

 北海道コンサドーレ札幌所属MFスパチョーク・サラチャートは、今月下旬に行われる国際親善試合のタイ代表に選出。タイ現地取材にて代表戦へ意気込みを語ったほか、札幌での出場機会や起用法にも言及している。

 同選手はタイ1部ブリーラム・ユナイテッドの主力選手として活躍すると、昨年6月に札幌へ移籍。今季ここまでJ1リーグ5試合で出場時間11分と出番が限られている。また今月8日に行われたYBCルヴァンカップ・サガン鳥栖戦では右ウイングバックで先発出場。攻撃的MFであるだけに、タイ国内でも同選手の起用法に驚きの声が上がっていた。

 そんなスパチョークは、札幌での出場機会の少なさについて「正直それほど心配してない。(札幌に移籍した時は)このようなシチュエーションになる可能性もあると予測していた」

 「僕はどんな時でもやるべきことをやればいい。ビッグチャンスをもらう場合であろうと、数分間のプレーであろうと、100%(のパフォーマンス)を出さなければならないんだ」と強気の姿勢を見せている。

 またタイ代表選出については、「タイ代表に戻れて嬉しいね。友人たち(タイ代表メンバー)と再会して、一緒に仕事ができる。選ばれて光栄だ。自分の100%の力を出したいね」とコメント。

 代表戦での起用法について質問を受けると、「(右ウイングバックで起用されるかどうかは)マノ(タイ代表アレシャンドレ・ペルキング監督)次第だ。僕はウイングバック(でのプレー)がそこまで得意ではないが、監督が判断することだ」と話すにとどめた。タイ代表はUAEに移動し、今月26日にシリア代表と対戦。29日にはUAE代表と激突する。