森保一監督率いる日本代表は、今年3月24日のキリンチャレンジカップで国立競技場(東京)にウルグアイ代表を対戦する。しかしウルグアイ代表はFIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)後にディエゴ・アロンソ監督を解任。後任監督が正式決定しないだけに、日本戦に万全の態勢で臨めない可能性が高い。
ウルグアイ代表はカタールW杯のグループHを1勝1分1敗で終えたものの、同じく勝ち点4の韓国代表に総得点差で及ばずグループリーグ敗退。アメリカの衛星放送サービス『ディレクTV』は先月1日、ウルグアイ代表の監督人事について「ディエゴ・アロンソ監督の続投は未定。2月16日のウルグアイサッカー協会(AUF)会長選挙の結果次第」と伝えていた。
するとAUFは先月28日になって、U20ウルグアイ代表率いるマルセロ・ブロリ氏が暫定監督に就任したと公式発表。今月24日の日本戦と28日の韓国戦ではブロリ氏が指揮を執ることになったが、米メディア『ESPN』は「ディエゴ・アロンソとAUFの契約は昨年12月に終了した。AUFはアロンソの続投、もしくは新監督の招へいで決断するのに時間を要している」と伝えている。
ブロリ氏はCAペニャロールなどウルグアイ国内クラブを率いた後、昨年5月からU20ウルグアイ代表を指揮。今年1月から先月にかけて行われたU20 南米ユース選手権で準優勝と実績を残している。
なおウルグアイ代表は昨年12月2日のカタールW杯ガーナ戦で、DFディエゴ・ゴディン(CAベレス・サルスフィエルド)とFWエディンソン・カバーニ(バレンシア)、GKフェルナンド・ムスレラ(ガラタサライ)、DFホセ・ヒメネス(アトレティコ・マドリード)が不適切行為。国際サッカー連盟(FIFA)からの出場停止処分により、4選手は日本戦に出場できない。
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