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浦和ブッフバルト元監督絶賛!「原口元気のシュツットガルト移籍は…」

原口元気(写真右) 写真:Getty Images

 日本代表MF原口元気(31)は先月末、ウニオン・ベルリンからVfBシュツットガルトへ完全移籍。カタールW杯日本代表MF遠藤航(29)やDF伊藤洋輝(23)らとチームメイトになっている。そんな中、浦和レッズ元監督のギド・ブッフバルト氏がVfBシュツットガルトの原口元気獲得に言及。同選手のデビュー戦を高く評価している。

 原口元気は今季ウニオン・ベルリンでスタメンでの出場機会が減ると、先月30日にVfBシュツットガルトへ完全移籍。翌日のDFBポカール(ドイツ国内カップ戦)ベスト16のパダーボルン戦では後半キックオフからピッチに立ち、チームの逆転勝利に貢献していた。

 ブッフバルト氏はドイツメディア『Die DeichStube』のインタビューにて、自身の古巣であるVfBシュツットガルトの現状を解説。昨年10月に監督交代に踏み切ったクラブ幹部の判断を称えると、今年1月の補強について「正しい補強をしたと思う。特に原口元気の獲得が良かった」

 「パーダーボルン戦でのデビューは、彼がいかに重要な存在であるかを示していた。経験値が必要なVfBシュツットガルトにとって、原口元気は明らかに貴重な戦力だ」とコメント。ブンデスリーガ残留を目指す上で、原口元気がキーマンになると予想している。

 なおドイツ誌『キッカー』は、原口元気獲得でVfBシュツットガルトの支払った移籍金が60万ユーロ(約8400万円)であることを伝えている。

 VfBシュツットガルトはリーグ戦18試合を終えて3勝7分8敗。2部入れ替え戦圏内の16位と厳しい状況に置かれる中、5日にベルダー・ブレーメン戦を控えている。貴重な新戦力として早くも期待を寄せられている原口元気が、リーグ戦で結果を残すか注目が集まる。