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高丘陽平MLS移籍報道の裏で…横浜FMと同傘下バイーア所属GKがJ挑戦へ

高丘陽平 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・横浜F・マリノス所属のGK高丘陽平(26)は、MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)所属バンクーバー・ホワイトキャップスへ移籍する可能性が伝えられている。そんな中、ブラジル2部ECバイーアに所属するGKマテウス・テイシェイラ(23)のJリーグクラブ移籍が決定的となっている。

 身長188cmで右利きのマテウスは、ブラジル1部パルメイラスの下部組織出身。2019年7月からECバイーアに在籍しており、2021シーズンのブラジル1部リーグ前半戦で正守護神として活躍していた。しかし2021年9月以降は再び出場機会が激減。膝関節の手術を行ったこともあり、2022シーズンのブラジル2部リーグでは全試合メンバー外だった。

 ECバイーアの専門サイト『Bahia noticias』は26日になって「マテウスは2023シーズン、ECバイーアに残ることはない。ECバイーアとの契約を2024年12月まで残す中、Jリーグクラブに1年間のレンタル移籍により加入することが分かった」と報道。ただ移籍先については現時点で明らかになっていない。

 ECバイーアは、横浜F・マリノスと同じくシティ・フットボール・グループの傘下にある。その横浜F・マリノス所属の高丘陽平については、米メディア『ESPN』が今月22日に「バンクーバー・ホワイトキャップスは、高丘陽平に対してオファーを提示した」と報じている。

 また横浜F・マリノスの外国籍選手では、FWレオ・セアラ(27)がセレッソ大阪へ完全移籍したものの、MFマルコス・ジュニオール(30)をはじめ5選手が残留。ゴールキーパー陣は、高丘陽平、GKオビ・パウエル・オビンナ(25)、GK白坂楓馬(26)、GK田川知樹(20)の4名体制となっている。