Jリーグ ガンバ大阪

Jリーグ移籍交渉破談か…G大阪退団ウェリントン・シウバの元同僚DF残留へ

カイオ・パウリスタ 写真:Getty Images

 ブラジル1部フルミネンセ所属であり、かつて元ガンバ大阪所属FWウェリントン・シウバ(29)や元柏レイソル所属MFドッジ(26)とチームメイトだったブラジル人FWカイオ・パウリスタ(24)は、Jリーグ移籍交渉が破談に終わったようだ。16日、ブラジルメディア『NETFUL』が伝えている。

 身長184cmで左利きのカイオは、2020年1月にブラジル2部トンベンセFCからフルミネンセへ移籍。加入1年目の2020シーズンは両ウイングでウェリントン・シウバらとのポジション争いで後れをとり、ブラジル1部リーグでわずか3試合の先発出場にとどまっていた。

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 ただ2021年9月からレギュラーに定着すると、2022シーズンから左サイドバックに転向。リーグ戦17試合に先発出場していたが、10月中旬以降は7試合つづけて出番がなくシーズンを終えていた。

 そんなカイオの去就については、昨年12月下旬にJリーグクラブや中東クラブからの関心が伝えられると、フルミネンセも同選手の放出に前向きという見方が広まっていた。

 しかし『NETFUL』は16日になって「カイオの去就は依然として不透明だが、フルミネンセ退団の可能性は低くなっている」とリポート。これによると、Jリーグクラブや中東クラブは同選手にオファーを提示したものの、交渉に進展はなかったという。

 なおフルミネンセは2022シーズンのブラジル1部リーグを首位パルメイラスから勝ち点11差の3位で終了。横浜F・マリノスに所属するブラジル人MFマルコス・ジュニオール(29)の古巣クラブである。