Jリーグ ヴィッセル神戸

神戸新ユニが海外でも物議「アジアで最も値段が高い」胸スポンサーに批判も

ヴィッセル神戸の選手たち 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸は今月8日、2023シーズンユニフォームのデザインを公式発表。Jリーグオンラインストアにて先行販売を開始しているが、オーセンティックユニフォームの販売価格の高さが日本国内のみならず海外でも物議を醸している。

 ヴィッセル神戸の2023シーズンユニフォームでは、ホームアウェイともにダイアゴナル・ストライプ柄を採用。クラブはユニフォームコンセプトについて「クラブ史上初となるダイアゴナル・ストライプ柄を採用。さらに右肩口からグラデーションを施すことでどれほど高い目標だとしても、その目指すべき光に向かって挑み続ける姿勢を表現」

 「ユニフォーム中央には、昨シーズン同様にホームタウンの神戸をモチーフにしたデザインを配置し、ファン、サポーターの想いを胸に一致団結して戦い抜くことを表している。2023シーズン、ただひたすらに、光だけを目指して駆け上がっていく」と特設サイトにて説明している。

 その2023シーズンのオーセンティックユニフォーム半袖は、ホームアウェイともに35000円で販売。レプリカユニフォーム半袖でも20000万円と、他クラブと比べてやや高額な価格設定となっている。

 それだけにネット上では「高すぎる…」、「オーセンティックで35000円とか聞いたことない…」、「三木谷さん楽天モバイルの売上気にしてるのかな」といった驚きや戸惑いの声が沸き起こっている。

 すると世界中のユニフォームを紹介する英メディア『ザ・キッツマン』は10日、公式ツイッターアカウントにてヴィッセル神戸のユニフォームを特集。

 オーセンティックユニフォームの販売価格を218ポンドと紹介した上で「£218, that’s a Vissel bit naughty.(218ポンド、ヴィッセル神戸は少しやんちゃだ)」と、怒りの顔文字を添えた上で投稿。海外のサッカーファンから「なぜJリーグのユニフォームはこんなに高価なのか?」、「アジアの中でも最も値段の高いのでは?」といった声が上がっている。

 なおヴィッセル神戸のユニフォームについては、価格設定のみならず胸スポンサーも議論の対象となっている。選手が着用するオーセンティックユニフォームでは「Rakuten Mobile」であるのに対して、レプリカユニフォームでは「Rakuten」という表記になっているが、ネット上では「選手ユニとロゴ違うって…」、「レプリカとオーセンティックで胸のスポンサーを変えるってすごいな…」、「なぜレプリカは楽天で、オーセンは楽天モバイルなの?」、「オーセンとレプリカのデザインが明らかに違うのは良くないと思う」といった否定的なコメントが見受けられている。