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ブライトン三笘薫の“格下扱い”物議!引退ベイル称賛に「比較対象違う」

ガレス・ベイル 写真:Getty Images

 かつてレアル・マドリードやトッテナム・ホットスパーなどでプレーしていたウェールズ代表FWガレス・ベイル(33)が、今月9日に現役引退を表明。同選手の電撃引退を惜しむ声が上がる中、SNS上ではベイルとブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属のカタールW杯日本代表MF三笘薫(25)の比較が物議を醸している。

 ベイルは2006年にサウサンプトンでトップチームデビューを果たすと、2007年にトッテナム・ホットスパーへ完全移籍。トッテナムでプレミアリーグ屈指のウインガーとしてブレイクを果たしたが、2013年7月のレアル・マドリード加入以降は度重なる負傷離脱に泣かされた。

 そんなベイルは昨年6月にレアル・マドリードを退団し、MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)のロサンゼルスFCに加入。その一方でウェールズ代表では主力選手として活躍。64年ぶりとなるワールドカップ出場へ導くと、カタールW杯グループステージでは全3試合で出場。カタールW杯開幕前から現役引退の可能性が取りざたされると、年明けになって正式に引退を表明している。

 その中、ツイッター上ではレアル・マドリードやトッテナム・ホットスパー在籍時のベイルのスーパープレー動画が拡散。「三笘薫は全盛期のベイルに到底及ばない」という主旨のコメントが投稿されると、「比較対象が違う」、「なぜベイルと三笘薫を比べるのか分からない」と両選手の比較に否定的な意見が沸き起こっている。

 また「ベイルのプレーは本当に天才的だった」、「ベイルは凄かった」、「全盛期のベイルに三笘薫が勝ててるわけない」とベイルを称える声が上がっている一方で、「三笘薫、ベイル超え目指せ!」、「三笘薫ここから頑張れ」と三笘薫に対する激励も寄せられている。

 三笘薫は昨年7月、ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズでのレンタル移籍期間を終えてブライトンへ復帰。プレミアリーグ挑戦1年目ながらもリバプールやアーセナルなどビッグクラブとの直接対決で結果を残している。

 カタールW杯での活躍もありステップアップ移籍の可能性が取りざたされる三笘薫。かつてプレミアリーグで無双していたベイルとの比較に賛否両論が沸き起こる中、シーズン後半戦の活躍にさらなる期待がかかる。