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浦和・江坂任が蔚山現代移籍へ!横浜FM天野純の後釜と韓国報道

江坂任 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスからKリーグ1(韓国1部)蔚山現代へレンタル移籍していた元日本代表MF天野純(31)は、今季限りでの蔚山現代退団が確実とみられている。その天野純の後釜として、浦和レッズ所属の元日本代表FW江坂任(30)が蔚山現代へ加入するようだ。9日、韓国のサッカー専門サイト『フットボリスト』が報じた。

 天野純は今年1月に横浜F・マリノスから蔚山現代へレンタル移籍すると、韓国挑戦1年目の今季はリーグ戦30試合の出場で9ゴール1アシストをマーク。リーグ優勝に大きく貢献していた。

 しかし韓国メディア『スポーツソウル』は先月20日、韓国サッカー関係者の情報筋として「天野純は来季から全北現代でプレーする。すでにホン・ミョンボ監督や池田誠剛をはじめとするコーチ陣には伝えられている」と報道。

 横浜F・マリノスへのレンタル料として両クラブともに15万ドル(約2100万円)を用意していたものの、全北現代の年俸提示額が蔚山現代よりも10万ドル(約1400万円)上回っていたことが去就に影響を与えたとみられている。

 すると韓国の移籍情報を専門に扱う『コリアンフットボールニュース』は9日、『フットボリスト』の報道を引用する形で「蔚山現代は江坂任の獲得間近に迫っている」と速報。「江坂任は天野純の後釜だ」と綴っている。

 江坂任は昨年7月に柏レイソルから浦和レッズへ完全移籍。浦和レッズ加入以降も主力選手として活躍していたが、今年5月以降はスタメンでの出場機会が減少。先月5日のJ1リーグ最終節・アビスパ福岡戦ではメンバー外となっていた。

 なお浦和レッズは先月、リカルド・ロドリゲス監督の後任としてポーランド人のマシエイ・スコルツァ氏を招へいしている。今季終盤戦にプレー時間を減らしていた江坂任だが、スコルツァ新監督の構想から外れたと考えられる。