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守備の要ファン・ダイク、メッシ擁するアルゼンチンとの対戦に「僕と彼の戦いではない」

フィルジル・ファン・ダイク 写真:Getty Images

 リバプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、強力な攻撃陣を擁するアルゼンチン代表戦に向けて意気込んだ。アルゼンチン版『マルカ』が伝えた。

 カタール・ワールドカップ(W杯)のグループAを首位通過したオランダは、3日に行われたラウンド16でグループBを2位通過したアメリカ代表を3-1で撃破。準々決勝ではパリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシらを中心とした攻撃陣が自慢のアルゼンチンと相見える。

 前日記者会見に出席した守備の要であるファン・ダイクは、「史上最高の選手を擁する強豪チームだが、僕たちは万全の体制で臨んでいる。メッシを相手にするのではなく、チーム全体を相手にするんだ」と述べ、メッシ単体を相手にするのではなく、アルゼンチンとの試合であることを強調した。

 「史上最高の選手の1人について話をしているんだ。彼らは15年間、クリスティアーノ・ロナウドともにトップレベルにあり、それがリスペクトされている。僕たちは彼の功績に敬意を払うだけだ。彼と対戦できるのは光栄だ。でも、僕と彼の対戦でもなく、オランダと彼の対戦でもなく、オランダとアルゼンチンの戦いだ。誰も1人ではできない。良いプランを立てないといけないだろう」