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ブライトン三笘薫が転機告白「C・ロナウドと遭遇した瞬間に…」

三笘薫 写真:Getty Images

 ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属MF三笘薫は、プレミアリーグ初挑戦ながらもスーパーサブとして活躍。FIFAワールドカップ・カタール大会の日本代表メンバーにも選ばれている。その三笘薫がマンチェスター・ユナイテッド所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの存在に言及した。4日、フランスメディア『Essonne Info』が同選手の言葉を伝えている。

 三笘薫は今年7月、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)でのレンタル移籍を終えてブライトンに復帰。プレミアリーグ開幕節・マンチェスター・ユナイテッド戦でこそ出番がなかったが、以降は出場時間が限られる中でも本来のパフォーマンスを発揮していた。

 また先月1日の第9節・リバプール戦ではイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(23)を相手にドリブル突破したほか、同点ゴールをアシスト。先月14日のブレントフォード戦で右足首を負傷しカタールW杯欠場の可能性が心配されていたが、29日の第14節・チェルシー戦で復帰。再びアシストをマークするなど、レギュラー奪取へアピールしている。

 ユニオンSG在籍時にプレミアリーグでプレーすることへの憧れを語っていた三笘薫。プレミアリーグが最高峰の舞台であることを実感したきっかけを聞かれると「マンチェスター・ユナイテッド戦ではプレーしませんでしたが、ウォームアップの最中にクリスティアーノ・ロナウドに遭遇しましたね」

 「あの瞬間は『ついにここまで来たか』と思いましたよ。相手にあれだけ凄い選手がいると、本当に励みになりますね」と、今季開幕戦での出来事を明かしている。

 またブレントフォード戦で負傷した時の心境を問われると「あの時は試合が進むにつれて痛みがひどくなりましたけど、プレーをやめるわけにはいかなかったですね」

 「捻挫したことは何度もありますし、どの程度ひどいか大体分かるのですが、骨折だったら(ワールドカップを)欠場することになりますし、その可能性も頭をよぎりました」

 「ワールドカップに向けて最高のコンディションで臨もうと自分を追い込んでいたので、それが怪我ににつながったのかもしれません」と語った。