神戸・大迫勇也の同点弾に異論！元G大阪・下平匠「あれがPKなら…」

　ガンバ大阪は18日、明治安田生命J1リーグ第30節・ヴィッセル神戸戦で敗北。この試合では83分にヴィッセル神戸の日本代表FW大迫勇也（32）がPKを沈めているが、このPKの判定に対してガンバ大阪OBのDF下平匠（33）が疑問を呈した。

　ガンバ大阪はJ1残留争いの行方を左右する一戦で、55分にブラジル人FWレアンドロ・ペレイラ（31）のゴールで先制。しかし83分にPKを大迫勇也に決められると、後半アディショナルタイムの90+3分に元日本代表FW鈴木武蔵（28）のパスミスからカウンターを誘発。大迫勇也にボレーシュートを決められて逆転を許すと、1-2で敗れている。

　ヴィッセル神戸に同点ゴールを許す直前、ペナルティエリア内でのこぼれ球を巡る攻防で元日本代表FW武藤嘉紀（30）が先にボールに触れた後、MF福田湧矢（23）の足が武藤嘉紀に接触。両選手が同時にピッチに倒れていた。するとVAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）の介入もあり、主審はPKと判定。ただ多くのガンバ大阪サポーターが主審の判定に対する不満をあらわにしている。

　下平匠は試合終了直後に自身のツイッターアカウントを更新。「あれがPKは厳しいなぁ」、「あれPKなら、クリアしようと思ってる相手に対してとりあえず足出すわな。マイボールになる可能性ほぼ無くても」（原文ママ）と武藤嘉紀が倒された場面における主審の判定に言及。

　ガンバ大阪のサポーターと思われるSNSユーザーから「あのPKで流れが変わった」という主旨の指摘を受けると「そうですね。FKにつながるファールも、2人がボールに行けてたので、もったいなかった気がしますね」と見解を述べている。

　なおガンバ大阪はヴィッセル神戸戦黒星により、J2降格圏の17位に転落。J1残留圏内の15位湘南ベルマーレとは2ポイント差となっている。一方のヴィッセル神戸は勝ち点を31まで伸ばして13位に浮上。J1残留にむけて前進している。