プレミアリーグ ウェストハム・ユナイテッド

同点弾取り消しにライスの不満爆発「VAR導入以降、最悪の判定」

デクラン・ライス 写真:Getty Images

 ウェストハム・ユナイテッドのイングランド代表MFデクラン・ライスが、日本時間3日に行われたチェルシー戦の判定に不満を爆発させている。

 プレミアリーグ第6節でチェルシーと激突したウェストハム。同クラブは62分にジャマイカ代表FWマイケル・アントニオのゴールで先制したものの、76分、88分に立て続けに失点。追加点を奪うことはできず、アウェイの地でチェルシーに敗れている。

 この試合で物議を醸しているのが90分の判定だ。イングランド代表FWジャロッド・ボーウェンが抜けだしに成功し、チェルシーGKエドゥアール・メンディと接触。その際にこぼれたボールをコートジボワール代表FWマクスウェル・コルネがゴールに押し込んだ。しかし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の判定によりメンディと接触したボーウェンのプレーがファウルと判断され、ゴールは取り消されている。

 この判定に納得していないのがライスだ。Twitter上で不満を爆発させている。

「VARが導入されて以降、最悪な判定の1つになったよ。レフェリーに対して、モニターで確認するよう指示がでたことすらありえないよ。どうしてあんな判定になってしまったんだ」

「イライラを見せてしまって申し訳ないけど、多くのことがかかっているからね。90分に不利な状況になるなんてがっかりさ。次の試合に切り替えよう」

 VARを巡っては、日本時間3日に行われたナポリ戦に敗れたラツィオのマウリツィオ・サッリ監督も不満を隠していない。イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』は同監督が「VARブースにいる人間は仕事ができないのか。別の選択肢も心配だ」と語ったと伝えている。

 VARが様々なリーグで導入されて以降、決定的な誤審が減っていることは事実だろう。しかしながら、モニターで確認するというプロセスを導入してもなお誤審が100%なくなるわけではない。確認作業を挟むことで「映像で確認しているのになぜ?」と誤審が起きた際により以前よりも大きな批判にさらされることは、レフェリーにとっても大きなプレッシャーとなるだろう。