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日本代表・三好康児が2戦連発!今夏放出候補と現地報道も…

三好康児 写真:Getty Images

 ロイヤル・アントワープ所属の日本代表MF三好康児(25)が、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)開幕スタメン入りにむけて更なるアピールに成功した。

 三好康児は2021/22シーズン終了後、古巣・川崎フロンターレのトレーニングに参加。先月20日からアントワープのプレシーズントレーニングに合流していた。そして先月25日の練習試合・ホーフストラテン戦では前半45分間のみのプレーで1アシストをマーク。今月3日のKVメヘレン戦では30分間のプレーでプレシーズン初ゴールをあげていた。

 そんな三好康児は9日、35分×2本形式によるレッドブル・ザルツブルク戦でフル出場。0-1で迎えた48分、ペナルティエリア中央に走り込んで左サイドからのグラウンダー性のクロスをトラップ。相手ゴールキーパーの動きの逆を突き、右足で押し込んだ。

 そしてアントワープは三好康児の同点ゴールから6分後に勝ち越しゴールを奪取。レッドブル・ザルツブルクの反撃に遭ったものの、2-1で勝利している。

 なお三好康児とアントワープの契約期間は、来年6月までである模様。5月はじめの時点でアントワープが選手サイドに契約延長にむけた働きかけを行っていないほか、適切なオファーが届き次第放出すると、先月にベルギー国内の複数メディアが伝えていた。

 自身の去就について報じられる中でも、練習試合で結果を残し続けている三好康児。2021/22シーズンのリーグ戦でわずか12試合の先発出場に終わっていただけに、レギュラー奪取にむけて巻き返しを図っている。