ユベントス所属のセルビア代表FWドゥシャン・ブラオビッチ(22)は、今年1月にプレミアリーグではなくユベントスへの移籍を決断した理由を語った。イタリア雑誌『ICON』が同選手のコメントを伝えている。
同選手はフィオレンティーナ在籍時、2020/21シーズンのセリエAでほぼ全試合に先発出場して21ゴールをマーク。2021/22シーズンも序盤からゴールを量産するなど、絶対的ストライカーとして君臨。2021年開催のリーグ戦で33ゴールをあげ、年間最多得点を記録した。
そんなブラホビッチには、今年1月の移籍期間中にマンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、トッテナム・ホットスパーからの関心が伝えられていた。1月下旬には『Four Four Two』などイギリス国内の複数メディアがフィオレンティーナとアーセナルのクラブ間合意を報じていたが、同選手はユベントスへ移籍している。
ブラホビッチは『ICON』のインタビューで「たぶん僕の代理人はそれ(アーセナルのオファー)について何か知っているけど、そのことについて僕は誰とも話したことがないね。 ユベントスはユベントスだから、僕は1つのクラブしか考えていなかった。他の選択肢は無かったんだ」
「そして今、このシャツを受け取って光栄だよ。このシャツを着るたびに、僕は信じられない感覚を持つんだ。特別だよ。トレーニングセンターに到着しても、トレーニングスーツを着るだけで感動するね」とコメント。他クラブからのオファーについて、検討の余地すらなかったことを明かしている。
つづけて「ここ(ユベントス)にいるということは、決してあきらめず、絶えず戦い、つねに勝ちたいと思って、自分を犠牲にすることを意味するんだ。 これはまさに僕が探していたものであり、疑いの余地はなかったから、この決断はとても簡単だったよ」
「ユベントスの世界を中心に展開する文化全体が大好きだね。彼らはつねに勝つことを目指しているけど、このメンタリティを僕は気に入っている。 一定の責任も伴うから、できるだけ勝ちたいし、ユベントスですべてを勝ち取りたいよ」とユベントスの文化やメンタリティに対する愛着を語った。
ブラホビッチはユベントス移籍後すぐさまレギュラーに定着すると、公式戦ほぼ全試合でスタメン出場して7ゴールをマーク。2021/22シーズン限りでアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(28)が退団しただけに、より一層結果を残すことが求められる。
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