Jリーグ V・ファーレン長崎

元名古屋ジョー、長崎移籍は確実か!「事実上合意」と海外報道

ジョー 写真:Getty Images

 かつて名古屋グランパスでプレーしていた元ブラジル代表FWジョー(35)は、V・ファーレン長崎移籍がほぼ確実であるようだ。17日、ブラジルのテレビ局『バンドスポーツ』が伝えている。

 ジョーは2020年4月、名古屋グランパスとの契約を残しているにもかかわらず無断で帰国し、ブラジル1部のコリンチャンスと契約。コリンチャンスで2年以上にわたりプレーしていたが、トレーニングの無断欠席を繰り返したことにより、今月9日に退団していた。

 そんなジョーの去就については、ブラジル1部所属の複数クラブからオファーが届いているとブラジルメディア『UOL』が報道。今月13日には、V・ファーレン長崎のファビオ・カリーレ新監督がクラブ幹部に対して同選手の獲得を要求したと、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 また、同選手の代理人はブラジルメディア『Rádio 365』のインタビューで「編成面でのクラブの考えを把握しなければならない。7月15日にウィンドウが開くが、このクラブが彼を雇う可能性はある」と発言。V・ファーレン長崎移籍の可能性があることを認めていた。

 その中、ソウル五輪のブラジル代表メンバーであり、現在サッカー解説者のジョゼ・フェレイラ・ネト氏(57)がジョーの去就に言及。『バンドスポーツ』のスポーツ番組「BAITA AMIGOS」で司会を務めているネト氏は「ジョーは日本へ、カリーレと同じクラブへ行く。コリンチャンスから1450万レアル(約3億8000万円)を受け取らないという条件で契約解除した翌日に、すでに他のクラブへ行くことになっている。日本のクラブと事実上合意しているんだ」とコメントを残した。

 ジョーはコリンチャンス在籍時の2017年、国内リーグ戦ほぼ全試合でスタメン出場して18ゴールをマーク。カリーレ監督の期待に応えるとともに、コリンチャンスのリーグ優勝に大きく貢献していた。そんな両者が日本で再会する日は遠くないようだ。