Jリーグ 鹿島アントラーズ

鹿島移籍の噂も…ベトナム代表MFが仏1部クラブ加入秒読みに

グエン・クアン・ハイ 写真:Getty Images

 ベトナム代表MFグエン・クアン・ハイ(24)は以前に鹿島アントラーズ移籍が噂されたが、リーグアン(フランス1部)所属クラブへの加入間近となっているようだ。17日、ベトナムメディア『Zing News』が伝えている。

 クアン・ハイはFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選やAFFスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)でベトナム代表の中心選手として活躍。2015年からベトナム1部のハノイFCでプレーしていたが、選手サイドとクラブ幹部による契約延長交渉が決裂。今年4月12日に契約満了による退団が正式決定していた。

 同選手の去就については、以前から欧州クラブやJリーグクラブからの関心が伝えられていた。また、4月中旬にはタイ紙『TNN』がJリーグ関係者の話として「現在は鹿島アントラーズが彼の移籍先として有力視されている」と報道。一方ベトナム国内の複数メディアは、元ガンバ大阪FW中村敬斗(21)を擁するオーストリア1部のLASKリンツ移籍で合意に達したと伝えていた。

 しかし『Zing News』の報道によると、クアン・ハイはフランス国内クラブへの移籍が秒読み段階となっている模様。具体的なクラブ名は明らかになっていないものの、おおむね合意に達しているという。また選手本人はすでに現地入りしており、近日中にもメディカルチェックを受けるとのこと。問題がなければ、複数年契約を結ぶようだ。

 LASKリンツとの合意報道から一転、リーグアンの舞台でプレーすることが濃厚となったクアン・ハイ。ベトナム国内屈指のタレントであるだけに、どのクラブと契約を結ぶのか気になるところだ。