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Jリーグが秋春制に移行?ACL開催方式変更でAFCから圧力か

AFCチャンピオンズリーグ 写真:Getty Images

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は、2023/24シーズンから秋春制に移行することがすでに決まっている。その中、Jリーグはアジアサッカー連盟(AFC)から秋春制への移行を求められる可能性があるようだ。17日、ベトナムメディア『VOV』が伝えている。

 AFCは今年2月25日、2023/24シーズンからACLの大会フォーマット変更すると公式発表。外国人枠の拡大など複数の変更点がある中、春秋制から秋春制への移行を決定。サウジアラビアやUAEなど中東地域のリーグはすでに秋春制を採用している一方、韓国や日本など東アジアの一部地域は春秋制であることから、Jリーグファンから不安の声が上がっていた。

 すると『VOV』は、「Vリーグ(ベトナム1部)が準備しているように、近い将来、Kリーグ(韓国1部)やJリーグなどは、ほぼ間違いなくプレータイムを変更しなければならない」と報道。

 「アジアのリーグを同期させるため、AFCは1年でシーズンを編成している加盟国に対し、欧州のようなプレータイムに変更するよう呼びかけている。AFCからの情報によると、プレータイムの変更を行わない国は、来季のACL参加クラブのライセンス取得に不利になるようだ」とし、AFCがJリーグ等に対して圧力をかけている可能性を伝えている。

 Jリーグが秋春制に移行する可能性については、以前から議論が重ねられている。しかし、豪雪地帯にホームスタジアムを構えるクラブが問題を抱え、公式戦開催可能期間の短縮が懸念材料として挙げられている。そのため、これまで再三にわたり秋春制の移行は見送られていたが、ACLの開催方式変更による影響を受けるかもしれない。