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鎌田大地獲得へセビージャ幹部に動きが!トッテナムと争奪戦も【動画】

鎌田大地 写真:Getty Images

 アイントラハト・フランクフルト所属の日本代表MF鎌田大地(25)は、トッテナム・ホットスパーをはじめ複数クラブからの関心が伝えられている。その鎌田大地の獲得にセビージャも乗り出しているようだ。

 鎌田大地は先月14日のEL準々決勝2ndレグ・バルセロナ戦で追加点をアシスト。先月28日のEL準決勝1stレグ・ウェストハム・ユナイテッド戦でも決勝ゴールをあげるなど、欧州の舞台で活躍。EL準決勝2ndレグではリーズ・ユナイテッドをはじめ複数クラブのスカウト陣が同選手の視察に訪れたと報じられていた。

 そして今月18日にセビージャのホームスタジアムで行われたEL決勝・レンジャーズ戦でも先発出場。攻撃面で存在感を発揮したほか、PK戦では3人目のキッカーを任せられると落ち着いてゴールネットを揺らし、タイトル獲得に大きく貢献した。

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 スペインメディア『EL FUTBOLERO』が19日に伝えたところによると、セビージャのモンチSD(スポーツディレクター)がEL決勝をスタンドから観戦し、鎌田大地ら複数選手のパフォーマンスを確認したとのこと。同選手のプレースタイルがセビージャ所属のアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ゴメス(34)に近いと紹介した上で、現在の市場価値が2200万ユーロ(約29億7000万円)であることをあわせて伝えている。

 なお、鎌田大地はフランクフルトとの契約を2023年6月まで残している。ただ、フランクフルトのマルクス・クレシェSDは「どんなトップ選手であっても、我々としては契約最終年を迎えたくない。つまり、(今季中の)契約延長、もしくは(今季終了後の)売却のいずれかだ」と発言。契約延長の応じない場合は、放出に踏み切る姿勢を見せている。

 すでにトッテナムやリーズ・ユナイテッドからの関心が報じられているだけに、セビージャとしては争奪戦を覚悟の上で鎌田大地の獲得に向かうことになるかもしれない。