CL/EL チャンピオンズリーグ

CL準決勝の激闘を露クラブ痛烈皮肉!「マンCと同じ数の…」UEFAから出場禁止処分

レアル・マドリードの選手たち 写真:Getty Images

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのレアル・マドリード対マンチェスター・シティが今月4日に開催。延長戦の末にレアル・マドリードが決勝へ駒を進めているが、UEFA主催大会から締め出されたロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)のクラブによるツイートが波紋を呼んでいる。

 レアル・マドリードとマンチェスター・シティは1stレグで壮絶な点の取り合いを展開。マンチェスター・シティが4-3で下していた。そして2ndレグでは73分にマンチェスター・シティが先制したものの、ブラジル代表FWロドリゴ(21)が後半終了間際に2ゴールをマーク。レアル・マドリードが2試合合計スコアで5-5とタイに戻し、延長戦に持ち込む。そして95分にフランス代表FWカリム・ベンゼマ(34)がPKからゴールを奪取。これが決勝点となり、レアル・マドリードが2試合合計スコア6-5で決勝進出を果たした。

 両クラブによる死闘が繰り広げられる中、ロシア・プレミアリーグ所属のスパルタク・モスクワ公式ツイッターアカウントでは後半終了時に「フットボールは世界で最も素晴らしいスポーツだ」と投稿されると、試合後には「我々にはマンチェスター・シティと同じ数のCL優勝トロフィーがあると結論付けられる」と、UEFAを揶揄するようなコメントがツイートされている。

 またこれらの投稿に対しては、SNSユーザーから「貴様のような狂っているクラブは、来シーズンも出場禁止だぜ」、「カオスだ」、「戦争反対!」といったコメントが数多く寄せられている。

 国際サッカー連盟(FIFA)がロシア国内クラブでプレーする外国籍選手に対して3月10日までに所属クラブと合意に至らない場合には6月末まで一方的に契約を停止し、他クラブでプレーできるような救済措置を講じている。

 そしてUEFAは今季と来季のUEFA主催大会からロシア勢を追放。これにより、ロシア代表がFIFAワールドカップ・カタール大会に出場する可能性が完全消滅しているほか、UEFAヨーロッパリーグ(EL)でベスト16まで勝ち上がっていたスパルタク・モスクワも不戦敗となっていた。