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FC東京トレヴィザンが好調の要因明かす「僕の他に3人も…」大分からの“首都進出”にも言及

エンリケ・トレヴィザン 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグのFC東京に所属するブラジル人DFエンリケ・トレヴィザン(25)が自身の現状や今後の目標について語った。2日、ブラジルメディア『acritica』が伝えている。

 同選手は昨年2月にプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のエストリルから大分トリニータへ期限付き移籍。昨季はJ1リーグで28試合に出場したほか、天皇杯準優勝に大きく貢献していた。そして今年1月に大分トリニータを退団し、エストリルからFC東京への完全移籍。今季はDF木本恭生(28)とのポジション争いの中、リーグ戦でここまで10試合中5試合で先発出場。サイドバックでスタメンに名を連ねることもあったが、DF森重真人(34)の負傷離脱によりしばらくセンターバックでレギュラーを務めることが予想される。

 そんなトレヴィザンは母国メディアのインタビューに対応。FC東京の環境について聞かれると「このクラブでの仕事はとても良いね。この街は住み心地がいいし、ピッチ外でも素晴らしい経験をしているんだ。僕の他に3人もブラジル人がいたから、(新天地の環境に)慣れるのが早かったよ」と自身の順調ぶりをアピールしている。

 そして同選手は「日本の巨大なクラブと契約を結んだわけだし、その信頼に応えたいと思っているよ。僕たちには大きな目標がある。個人的には2021年に良い成績を収めた後、日本でさらに地位を確立したいんだ」とコメント。Jリーグでのさらなるレベルアップを誓った。

 なお、FC東京は第10節終了時点で勝ち点を「18」まで積み重ねており、首位鹿島アントラーズから4ポイント差の4位まで順位を上げている。3日開催の第11節・アビスパ福岡戦でもトレヴィザンのパフォーマンスに注目が集まる。