Jリーグ ベガルタ仙台

仙台退団・赤崎秀平がドイツクラブ加入へ!先月末に日本出国

赤崎秀平 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグのベガルタ仙台を退団したFW赤崎秀平(30)は、ドイツクラブ加入がほぼ確実となっているようだ。2日、ドイツ紙『OTZ』が伝えている。

 同選手は3月31日にベガルタ仙台退団が正式決定。クラブは「赤﨑秀平選手より海外クラブでのプレーを希望する申し出を受け、協議の結果、双方合意の上で同選手との契約を3月31日付で解除し、退団が決定しました」と声明を発表していた。

 また、赤崎秀平はベガルタ仙台サポーターに対して「今回、海外にチャレンジしたい強い思いをクラブに伝え、話し合いを続けてきました。シーズン途中という難しいタイミングでしたが、僕の思いを尊重していただき、背中を押してもらう形で退団することとなりました。クラブのみなさん、ありがとうございます」

 「ファン、サポーターのみなさまにはシーズン最後まで一緒に戦うことができず、申し訳なく思っています。しかし、自分の人生は、自分の意志で選び、しっかりと自分の足で歩んでいきたい。その信念で決断しました」

 「最後に毎試合、ユアテックスタジアム仙台で多くの方々にユニフォームやゲーフラを掲げていただき、言葉では言い表せないくらい感謝しています。どんな時も、支え、応援していただき、本当にありがとうございます。みなさまの存在が前に進む原動力になっています。引き続き、応援よろしくお願いいたします」と公式サイトを通じて感謝のメッセージを送っていた。

 そんな赤崎秀平は先月27日に成田国際空港ターミナルの写真をアップすると「行くぜ、ドイツ」と一言ツイート。ベガルタ仙台サポーターやJリーグファンから「行ってらっしゃい!」、「どこへ行っても応援しています!」と励ましのコメントが届いていた。

 『OTZ』はレギオナルリーガ(ドイツ4部)のFCカールツァイス・イェーナが同選手を獲得する見込みであると報道。FCカールツァイス・イェーナはレギオナルリーガのノルトオスト(北東部)地区でリーグ戦残り2試合の時点で勝ち点73を獲得。2位につけているが、3部昇格プレーオフ圏内の1位BFCディナモとは6ポイント差となっており、昇格が厳しい状況となっている。