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菅原由勢、海外挑戦3年目も「女性に慣れない」日本人選手に足りないものにも言及

菅原由勢 写真:Getty Images

 AZアルクマール所属のU24日本代表DF菅原由勢(21)はオランダ国内での生活で慣れないことや、日本人選手と外国人選手のメンタリティの違いについて語った。9日、オランダ放送協会『NOS』が伝えている。

 同選手は2019年6月に明治安田生命J1リーグの名古屋グランパスからAZへ移籍。海外挑戦1年目から頭角を現すと、今季はここまでエールディビジ(オランダ1部)で28試合中24試合に先発出場。右サイドバックでレギュラーに定着しており、今年1月度のリーグ月間最優秀若手選手賞を受賞している。

 そんな菅原由勢は『NOS』のインタビューでオランダの生活で慣れていないことを聞かれると「例えば、オランダ人女性ですね。とても背が高いですね。(女性と対面する時、)日本ではいつも僕が見下ろしていますけど、ここでは見上げることがありますからね」と告白。

 つづけて「食べ物もそうですね。シチューのようなものに肉がのっているんです。お米がなくて、ジャガイモが入っている。初めて食べた時、これは何だろうと思いましたし、こんな文化があるんだと思いましたね」と語っている。

 さらに日本人選手とオランダ人選手の違いについて聞かれると「オランダの方がレベルが高いですよ。日本の選手の方がテクニックは上だと思いますけど、(オランダ人選手については)勝利への強い意志が僕の中では一番印象に残っていますね。ゲーム形式のトレーニングをするときでも、みんな勝ちたいと思っているんです」とメンタル面での差を明かした。