Jリーグ アビスパ福岡

福岡元監督ペッキアの株爆上がり!レアル時代の恩師が「好奇心旺盛」と太鼓判

ラファエル・ベニテス監督(写真左)とファビオ・ペッキア監督(写真右) 写真:Getty Images

 アビスパ福岡元監督のファビオ・ペッキア氏は現在、セリエB(イタリア2部)のクレモネーゼを率いている。そのクレモネーゼがセリエA昇格に近づく中、ペッキア氏にレアル・マドリード元監督のラファエル・ベニテス氏が称賛の言葉を寄せた。8日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 現在48歳のペッキア氏はエラス・ベローナやアビスパ福岡の監督を務めた後、2019年7月からユベントスU23を指揮。今年1月からクレモネーゼを率いると、今季はここまでリーグ戦33試合を終えて勝ち点63を獲得。残り5試合となる中、2位レッチェとわずか1ポイント差ながらも首位に立っており、セリエA昇格間近に迫っている。

 また、ペッキア氏は2013年からナポリでラファエル・ベニテス監督のアシスタントコーチを務めると、その後もレアル・マドリードやニューカッスル・ユナイテッドでベニテスとともに仕事をしている。

 ベニテス氏は『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに対応。クレモネーゼで確かな手腕を発揮しているペッキア監督について「彼の仕事ぶりをとても誇りに思っているよ。よく私のやり方を参考にしているので感謝している。(自分たちの仕事について)我々同士で比べることが多いし、私がクレモネーゼの試合を見に行く時もある。ファビオは準備万端で好奇心旺盛だよ」と称えている。

 そしてセリエA昇格を決めた場合のプランを聞かれると「セリエA昇格を祝うために、クレモナにある最高級のレストランでのディナーに招待してくれることを私は願っているよ」とメディアを通じて愛弟子にメッセージを送った。

 なお、ベニテス氏はかつてリバプール指揮官としてUEFAチャンピオンズリーグを制覇。昨年6月にエバートン監督に就任した時は、ライバルクラブのリバプールを率いていたこともありサポーターから批判を浴びていたが、今年1月に成績不振により解任となっている。