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東京V、アルハンに次ぐインドネシア人獲得へ!幹部が現地視察構想明かす

アルハン 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグの東京ヴェルディはインドネシア代表DFプラタマ・アルハン・アリフ・リファイ(20)の獲得により注目を集める中、さらなるインドネシア人選手の獲得にむけて動いているようだ。26日、インドネシアメディア『BOLA.NET』が伝えている。

 東京ヴェルディは先月16日、インドネシア1部のPSISスマランからアルハンを完全移籍により獲得したと公式発表。同選手のインスタグラムアカウントのフォロワー数がおよそ300万人ということもあり、東京ヴェルディ移籍決定直後からインドネシア国内のサッカーファンが一斉に東京ヴェルディ公式インスタグラムアカウントをフォロー。今月27日時点で47万人に到達するなど、マーケティング面で早速成功を収めている。

 その中、『BOLA.NET』は「アルハンに続き、東京ヴェルディがインドネシアからの選手獲得に乗り出す」と報道。東京ヴェルディは今季終了後のインドネシア人選手獲得を目標に掲げているという。

 また、『BOLA.NET』は東京ヴェルディの江尻篤彦強化部長のコメントを掲載。これによると、江尻篤彦氏は今後の補強プランについて「アルハン選手が東京ヴェルディに加入したことにより、今後他の選手もインドネシアから獲得していきたいという思いがあります」

 「コロナの流行が収まればインドネシアに行きたいと考えています。インドネシアサッカー界のために、現地のクラブと協力したいという考えもあります」と語っており、インドネシア国内クラブとの戦略的パートナーシップ締結の用意があることを明かしたという。

 なお、アルハンはインドネシア国内で東京ヴェルディ加入会見を行うと、今月23日からチームに合流している。また26日開催のJ2リーグ第6節・モンテディオ山形戦ではベンチ外となっている。アルハンのデビューとともに、東京ヴェルディの今後の補強戦略にも注目が集まる。