Jリーグ 徳島ヴォルティス

元徳島バトッキオへの我慢は限界に…メキシコ1部サポーターが抗議活動

クリスティアン・バトッキオ 写真:Getty Images

 かつて徳島ヴォルティスでプレーしていた元U21イタリア代表MFクリスティアン・バトッキオ(30)は、現在リーガMX(メキシコ1部)のウニベルシダ・ナシオナル(UNAMプーマス)に所属している。しかし、UNAMプーマスのサポーターは低調なパフォーマンスを露呈する同選手への我慢が限界に達しているようだ。25日、ブラジルメディア『BOLA VIP』のメキシコ版が伝えている。

 同選手は昨年7月に徳島ヴォルティスを退団してUNAMプーマスに加入。2021/22シーズンのリーガMX前期では17試合中13試合でピッチに立ったものの、先発出場は5試合にとどまっていた。そして1月11日に開幕したリーガMX後期ではここまで10試合中6試合でベンチ外に。北中米カリブ海の王者を決めるCONCACAFチャンピオンズリーグでも4試合中3試合でメンバー外と厳しい立場に置かれている。

 そんなバトッキオは以前からサポーターの批判対象となっているほか、シーズン途中での契約解除を望む意見も噴出していた。その中『BOLA VIP』の報道によると、UNAMプーマスのサポーターは今週なかばに行われたCDグアダラハラとの練習試合後にバトッキオの退団を求める抗議活動を行ったとのこと。『BOLA VIP』も「我慢は限界に来た。サポーターはこれ以上バトッキオを見たくないと思っている」と伝えている。

 なお、バトッキオは昨年2月にリーグアン(フランス1部)のスタッド・ブレストから徳島ヴォルティスへ完全移籍。4月21日開催のYBCルヴァンカップ・グループステージ第3節ヴィッセル神戸戦でデビューすると、その後はJ1リーグ10試合、ルヴァンカップ1試合に出場。しかし、7月15日に家庭の事情で徳島ヴォルティスと双方合意のもとで契約解除。翌日にUNAMプーマスへの加入が正式決定していた。