プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

マンU生え抜きのイングランドFWが退団を検討?アーセナルらが注視か

マーカス・ラッシュフォード 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(24)に対して、複数クラブが関心を示しているようだ。イギリス『90min』が伝えた。

 ユナイテッドの生え抜きで「10」番を背負うラッシュフォードはこれまでクラブ公式戦通算295試合に出場して93ゴール58アシストをマーク。だが、負傷の影響で出遅れた今季は出場機会を減らしており、6日に行われたプレミアリーグ第28節のマンチェスター・シティ戦ではポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとウルグアイ代表MFエディンソン・カバーニが欠場するなかでスタメン落ちしている。

 この事態に不満を募らせているというラッシュフォードは2023年夏まで契約を結んでいるユナイテッドでの将来を検討しており、クラブ責任者との話し合いを望んでいるという。そして、この状況を受けてストライカー獲得を目指すアーセナルや、中東マネーを手にしたニューカッスル・ユナイテッド、今季限りでウルグアイ代表FWルイス・スアレスが契約満了になるアトレティコ・マドリード、ウェストハム・ユナイテッドが注視しているようだ。

 なお、ラルフ・ラングニック暫定監督はラッシュフォードの不調について「ラッシュフォードをこれまでも支持しているし、成長させたい。彼には多くの才能が備わっている。スピードも速く、フィジカルも強い。現代のストライカーに必要な資質を全て備えている。彼の役に立つため全力を尽くす。この3ヵ月で成長できた選手と同じやり方を取る」と復調を願っている。