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守田英正にポルトガル強豪が関心!サンタ・クララが移籍金7億円要求と現地紙予想も…

守田英正 写真:Getty Images

 プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のCDサンタ・クララに所属する日本代表MF守田英正(26)には、ポルトガル国内の強豪クラブが関心を寄せているようだ。1日、ポルトガル紙『A BOLA』が伝えている。

 同選手の去就を巡っては、昨年8月にスュペル・リグ(トルコ1部)の強豪フェネルバフチェへの移籍が濃厚とトルコ国内メディアが報道。しかし、CDサンタ・クララは移籍金500万ユーロ(約6億5000万円)という条件でオファーが届いたものの、契約解除条項の設定額である1000万ユーロ(約13億3000万円)の提示があった場合のみ交渉に応じることを明かすなど、売却に応じなかった。

 また、昨夏の移籍ウィンドウ終了後もガラタサライやプリメイラリーガの強豪ポルトからの関心を寄せられていたほか、今年1月にはEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)で19位のハル・シティが移籍金500万ユーロ(約6億5000万円)を支払って獲得に動く可能性があるとポルトガル紙『O JOGO』が報道。しかし、ハル・シティの幹部は守田英正をターゲットに含めているものの、今冬獲得の可能性については否定していた。

 『A BOLA』の報道によると、昨季のプリメイラリーガ優勝クラブであるスポルティングCPが守田英正の動向を注視しているとのこと。スポルティングCPはポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(26)に今夏退団の可能性があり、後釜候補として守田英正をリストアップしているという。

 そして『A BOLA』は「ひとつ問題は、CDサンタ・クララが移籍金として500万ユーロ(約6億5000万円)から600万ユーロ(約7億8000万円)を求める可能性があることだ。ただ、交渉次第ではこの問題を克服することができる」と予想。ドイツの移籍専門サイト『トランスファー・マルクト』で同選手の市場価値が300万ユーロ(約3億9000万円)と評価されていることを証拠にあげている。

 なお、守田英正は2020年1月に明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレからCDサンタ・クララへ完全移籍。3年半の契約を交わすと、1月25日に行われたプリメイラリーガ第15節・リオ・アヴェ戦以降、リーグ戦全試合でフル出場。今季もここまでリーグ戦24試合中20試合で先発出場するなど、監督交代が相次ぐ中でも引き続き中盤の主力として活躍している。