Jリーグ ヴィッセル神戸

元神戸フェルマーレンの取り組みを絶賛!ベルギー代表監督「指導者として成功したいと…」

トーマス・フェルマーレン 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸を退団したトーマス・フェルマーレンは、現役を退いてベルギー代表のアシスタントコーチに就任している。そんなフェルマーレンに対して、ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督は確固たる信頼を寄せているようだ。11日、ベルギーメディア『DH』が伝えている。

 フェルマーレンはアヤックス、アーセナル、バルセロナ、ローマをへて、2019年7月にバルセロナからヴィッセル神戸へ完全移籍により加入。2019シーズンは天皇杯でラウンド16以降の全部4試合でフル出場し、クラブ史上初となるタイトル獲得に大きく貢献していた。

 そして昨季はリーグ戦で22試合で先発出場し、クラブに今季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権をもたらしていたが、昨年12月13日に退団。母国クラブからの関心が噂されていたものの、先月22日にインスタグラムを通じて現役引退を表明するとともにベルギー代表のアシスタントコーチ就任を明かしていた。

 その中、ベルギー代表のマルティノス監督はベルギーメディアのインタビューでフェルマーレンについて言及。「トーマスは外国語の指導者講習を受講しており、指導者として成功したいという気持ちがよく表れている。彼の経験はカタールワールドカップで重要なものになるはずだ」と語っている。

 なお、ベルギー代表はFIFAワールドカップ・カタール大会の欧州予選グループEでウェールズ、チェコ、エストニア、ベラルーシと対戦。6勝2分で終えて、見事カタールW杯本大会出場を決めている。また、来月の代表ウィークではアイルランドやスロベニアとの強化試合に挑む予定となっている。