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G大阪クォン・ギョンウォン、韓国代表合宿に途中合流へ!年明けにコロナ陽性も…

パナソニックスタジアム吹田にむかうガンバ大阪サポーター 写真提供: Gettyimages

 大韓サッカー協会(KFA)は13日、明治安田生命J1リーグのガンバ大阪に所属するDFクォン・ギョンウォン(29)が、韓国代表のトルコ合宿に途中合流することを公式発表した。

 韓国代表は今月27日にFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選のレバノン戦、来月1日にシリア戦を控えている。また、このアウェイ2連戦にむけて、今月9日からトルコ国内で合宿を行っている。

 クォン・ギョンウォンは今回の中東遠征の招集メンバーに名を連ねていたものの、年明けに新型コロナウイルスに感染。濃厚接触者である元アビスパ福岡のMFウォン・ドゥジェ(24)と同選手の代表チーム離脱が今月6日に正式決定していた。しかし、KFAは13日、クォン・ギョンウォンの隔離期間を終了したと発表。15日からトルコ合宿に合流する予定となっている。

 なお、クォン・ギョンウォンは2021シーズン途中からKリーグ1(韓国1部)の城南FCでプレー。守備陣の主力として、クラブの1部残留に貢献していた。その後、同選手は城南FCのキム・ナミル監督から慰留を受けたものの、これを固辞。昨年12月下旬には、今季のKリーグ1覇者である全北現代から好待遇のオファーを拒否したと伝えられると、今年1月1日になってガンバ大阪への加入が正式決定している。

 ただ、日本政府は世界中で新型コロナウイルスの変異株『オミクロン株』の感染が拡大している現状を踏まえ、昨年11月29日から外国人の新規入国を禁止している。また、日本国内でもオミクロン株の感染事例が次々と報告される中、今月10日になって現行の水際対策を2月末まで延長する方向で調整に入ったと、日本国内の複数メディアが報道。クォン・ギョンウォンのガンバ大阪合流時期は現時点で不透明となっている。