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元山口イウリと共闘も!横浜FC獲得見送ったブラジル人FWが国内移籍確実か

横浜FCのサポーター 写真提供:Gettyimages

 かつてレノファ山口でプレーしていたブラジル人FWイウリ(26)は、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のセアラーSCへ移籍することがほぼ確実となっている。その中、Jリーグクラブからオファーが届いていたECバイーア所属のブラジル人FWジウベルト(32)がイウリとチームメイトになる可能性が高いようだ。25日、ブラジルメディア『Diario do Nordeste』が伝えている。

 ジウベルトは、2018年夏にトルコのイェニ・マラティヤスポルからECバイーアへ加入。今季はリーグ戦28試合に先発出場して15ゴール2アシストをマーク。ブラジル1部で得点ランキング2位に輝くなど本来のパフォーマンスを発揮していたが、ECバイーアは今月8日開催の最終節・フォルタレーザ戦で1-2と敗れ、2部への降格が決まっていた。

 そんなジウベルトはECバイーアの契約が今月末に満了を迎える。その中、同選手にはブラジル1部のサントスやフルミネンセ、メジャーリーグサッカー(MLS)のミネソタ・ユナイテッドなど複数クラブが関心を寄せていた。

 また、横浜FCもジウベルト獲得にむけてECバイーアと交渉を行っていた模様。しかし、世界中で新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が拡大している中、日本への新規入国が認められていないこともあり、オファーが提示されることなく交渉はストップしたと伝えられていた。

 さらに、ブラジルメディア『Gazeta Esportiva』は今月15日、ジウベルトに日本や米国、サウジアラビアからオファーが届いていると報じていた。

 その中、『Diario do Nordeste』の報道によると、セアラーSCが今週中にも3選手の獲得を発表するとのこと。イウリ、コリンチャンス所属のブラジル人MFヒシャルジ(27)の2名はほぼ確実であるものの、残り1名はジウベルト、またはサンパウロ所属のFWパブロ(29)であるという。

 なお、ジウベルトには昨冬に清水エスパルスが移籍金250万レアル(約5600万円)による獲得オファーを提示したものの、ECバイーアが却下。そして今年6月にも清水エスパルスへの移籍が噂されたものの、Jリーグ挑戦は実現することなく残留していた。