Jリーグ アビスパ福岡

福岡、磐田FWルキアンの獲得発表!今季のJ2得点王

アビスパ福岡のゴール裏 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのアビスパ福岡は17日、ジュビロ磐田からブラジル人FWルキアン・アラウージョ(30)を完全移籍で獲得したと公式発表している。

 ルキアンは2019年夏にタイ1部のチョンブリーFCから完全移籍により加入。2019シーズンはJ1リーグで13試合に先発出場し、前線で主力に定着するもののクラブはJ2リーグに降格。そして昨季はJ2リーグ31試合に出場し10ゴールをマーク。契約更新を勝ちとって臨んだ今季も前線の主力としてJ2リーグ40試合に先発出場し22ゴールをマーク。ジュビロ磐田のJ2優勝、J1昇格に大きく貢献するとともに、得点王のタイトルを獲得している。

 そんなルキアンはアビスパ福岡加入について「キャリアの中で、アビスパ福岡での新たな挑戦ができることを嬉しく、やる気に満ちています。この機会を頂いたことと、自分の力を信じてくれていることにとても感謝しています。私はプロのサッカー選手になることを夢見ていた少年のルキアンと同じ願望を持って、福岡の町へ行きます。早くスタジアムで皆さんに会えることをとても楽しみにしています。私はピッチでベストを尽くしたいと思います。夢と目標に向かって、一緒に頑張りましょう!たくさんのゴール、勝利、成果、そして喜びがあるシーズンにしましょう!
よろしくお願いします」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。

 また、ジュビロ磐田退団については「今の気持ちを言葉に表すのは難しいです。自分が大好きになったクラブ、ジュビロ磐田を離れることは想像できませんでした。本当に自分のファミリーのような存在で、私の将来を想像するとジュビロ磐田ありきでした。しかし、人生はいろんなサイクルで構成されており、今日でジュビロ磐田の選手としては終わりになります。この決断をするのは難しくて、辛かったです。とても悩みました。自分だけではなく、家族やいろんなことを考えての決断です」

 「私はこのクラブで、自分の汗、血、魂、全てを捧げたことは間違いなく、悔いもありません。ジュビロ磐田がいるべき場所に戻れたことは嬉しく、自分は顔を上げて次の道へ進むことができます。ファンの皆様には申し訳ございません。プロ選手としてのルキアンは去りますが、1人のジュビロサポーターとしてのルキアンはいつも応援しています。本当にありがとうございました」とサポーターにメッセージを送った。