Jリーグ 名古屋グランパス

元名古屋ジョーが失踪!インスタで“離婚宣言”も

ジョー 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの名古屋グランパスでプレーしていた元ブラジル代表FWジョー(34)が行方不明になっているようだ。13日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 『グローボ』の報道によると、ジョーは今月9日に行われたカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)最終節・ECジュベントゥージ戦後、グレミオに所属するブラジル代表MFドウグラス・コスタ(31)のパーティーに行くことを妻に告げた後、突如として失踪。クラブ関係者は同選手との連絡がとれない状況になっていたという。

 そして今月13日には、自身のインスタグラムアカウントを更新。ストーリー機能において「家族に過ちを犯した。これからは独りで生きていく」とコメントを残し、離婚を宣言している。一方、コリンチャンスはジョーの一件について今季最終戦後のオフ期間における個人的な出来事として捉えており、クラブが関与しない姿勢を見せているとのことだ。

 なお、ジョーは名古屋グランパス在籍時の2020年4月にブラジルへ帰国。シーズン途中にもかかわらず、無断で名古屋グランパスのチーム活動から離脱。名古屋グランパスとの契約を2020シーズン終了後まで残していたにもかかわらず、コリンチャンスとの契約を締結していた。

 名古屋グランパスが国際サッカー連盟(FIFA)に訴えを起こすと、FIFAはジョーとコリンチャンスに対して名古屋グランパスに340万ドル(約3億5500万円)の賠償金を支払うよう命じていた。しかし、ジョーとコリンチャンスはこの判決を不服とし、今年3月にスポーツ仲裁裁判所(CAS)へ申し立てを行っていた。そして、先月末から今月はじめにかけてCASでの審理が行われている。